無駄吠えのしつけ|犬のしつけ教室DOGLY

無駄吠えのしつけ

住宅が密集している環境だと特に気になってしまう愛犬の『無駄吠え』。周りへの迷惑を考えるとなんとかして直したい…けど原因がわからず。。と吠えの問題に悩んでいる飼主さんも多いはず。

無駄吠えの原因は大きく分けて３種類！？

無駄吠えといっても犬からしてみれば、それは無駄ではありません。吠えているのには必ず理由があるのです。無駄吠えを解決するにはまず吠えている原因を探ることから始めましょう！

要求して吠える場合

要求して吠える場合家族が食事をしてる時に犬がおねだりをして吠えている時は、基本的に「無視」するようにしてください。犬には人間の食べ物が体質的に合わないうえ、一度でもおねだりの要求に対して食べ物を与えてしまうと逆効果になってしまいます。常に良いことがあるよりも、時々の方が犬は「今度こそ頑張るぞ！」という気持ちになって一層激しく要求して吠えてしまいます。これは食事に限らずさまざまな場面に当てはまります。

電話やチャイムの音に反応して吠える場合は、飼主さんに対して「自分に注目して欲しい！」という意味の要求吠えが考えられます。フードを与えるなどして「電話が鳴ると良いことがある」「チャイムが鳴ると良いことがる」と犬に認識させましょう。吠えるタイミングで上手く注意をそらすのがポイントです。

一人の時間を作ってあげましょう犬がかまって欲しくて吠えるのは、普段から過剰にかまい過ぎているのが原因かもしれません。犬が一人でいる時間を作ってあげることで留守の時なども大人しくできるようになります。一緒の布団で寝ている場合にも、時々少し離れた場所で寝かすなどすれば、急な用事で犬を預ける場合なども安心です。

警戒して吠える場合

新聞配達や郵便の人が来た時に吠える場合、犬が相手に対して「家に入って来るな！！」と威嚇しているということです。本能的に自分のテリトリーを守ろうとして吠えているので、ごく自然な行動と言えるますが、予防・解決策としては、まず犬の居場所を考える必要があります。もし玄関先が見える場所に犬の居場所があるなら、配達の人から見えない場所に移してあげましょう。たったこれだけでも無駄吠えがパタリとなくなることもあります。

嬉しくて吠える場合家のチャイムが鳴ると急に吠える場合には、犬にとっての「チャイムの意味」を変えてあげましょう。普通、チャイムが鳴る時はお客さんが家に来るときです。大好きな家族ではなく、犬にとっては「知らない人」です。つまり、家族がチャイムを慣らすような習慣を持っていれば、犬はチャイムが鳴れば大好きな家族が来ると思い、吠えなくなります。このように、チャイムを「良いことがある」ものだと犬に認識させてください。おやつを利用して、「チャイムが鳴ればおやつがもらえる」と認識させることも無駄吠えの解消に有効です。

嬉しくて吠える場合

チャイムの意味を変えてあげましょう嬉しくて興奮して吠える場合には、原因として運度不足が考えられます。運動が足りてなくてストレスが溜まっていたり、エネルギーが有り余っていると犬は興奮して吠えやすくなってしまいます。散歩の回数や時間を増やして発散させてあげることで、犬も適度に疲れて大人しくなるかもしれません。運動不足の解消はさまざまな問題行動の解決に効果があるとされていますので、無駄吠えのしつけにも同様の効果が望める可能性があります。