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拾い食い・食事のしつけ
お散歩中に拾い食いをしたり、家族の食事中に激しくおねだりをしたり…「食」に関する悩みや問題も意外と多いものです。特にお散歩中の拾い食いは、石ころ・ビニール・タバコの吸殻など危険も伴うので注意が必要です。
拾い食いや食事に対する間違ったしつけ方
お散歩中に犬が何かを口にした時によくやってしまうのが「リードを強く引っ張る」「慌てて口から取り出そうとする」といったアクションではないでしょうか?しかしこれでは犬が「自分の見つけた食べ物を奪われた」「今度からは早く飲み込まないとまた取られちゃう」と勘違いをしてしまうことがあります。すると今まで以上に必死になって落ちている食べ物を探したり、すぐに口に入れたりするようになってしまうのです。
拾い食いをすることによる危険
犬が口にすると危険なものは数多くあります。石ころ・ビニール・タバコの吸殻や腐った食べ物。草や花も除草剤が撒かれていると危険です。水たまりの水も伝染病の原因になりかねません。
拾い食いをやめさせる方法
とても単純なことではあるのですが、「散歩は楽しいもの」「散歩中に良いことがある」と犬に認識させることが一番です。そのためにはおやつやおもちゃなどのご褒美を上手く利用しましょう。飼主さんの横について歩いていれば良いことがあると思っていれば、犬は自然と飼主さんに注目するはずです。この「飼主さんに注目させる」というのがとても重要です。
散歩中のトレーニング
お散歩中でもしつけのトレーニングは出来るものです。信号待ちの時などには「おすわり」「待て」の練習に最適ですし、歩いている時でも急に立ち止まって「待て」の練習をすることもできます。その際に上手にできたらご褒美をあげてたくさん褒めてあげてください。
「お散歩中に飼主さんの言うことを聞けばご褒美がもらえる」と認識すれば、飼主さんからの指示に集中し自然と上を向いて歩くようになります。このように下ばかり見て歩かないようにすることで余計なものにも気を取られないようになるので、拾い食いの防止にとても効果的です。
規則正しく食事を与える
例えば、散歩のあとお家に帰ってきてから食事を与えることを習慣化するとします。毎日規則正しく、同じ場所で一日に決められた回数の食事を与えることで、「食べ物は飼主さんがくれるものなんだ」と認識するようになります。
散歩から帰ればおいしいご飯が食べられるので、愛犬はきっと毎日散歩に行くのが待ち遠しくなるでしょう。あとでご飯が食べられるとわかっていれば散歩中もわざわざ落ちているものを拾い食いする気が起きなくなります。
食事中のおねだり
愛犬におねだりされると、つい甘やかしたくなるものです。でもそこで甘やかさず、「無視」するように頑張ってください。その際には愛犬と目を合わさないようにして、食事はさっと済ましてしまいましょう。その後に、人間の食卓とは別の場所に犬用の食事場所を設けて、そこで食事を与えてください。一度でもおねだりに負けて食べ物をあげてしまえば、状況は悪化していくばかりです。また、食事の際にはおもちゃを与えつつ、別の場所に移すというのも良い手段でしょう。
犬の肥満について
「少しくらい太っている方がコロっとしてかわいい」と思う人は多いはずです。その気持ちはわからなくもないのですが…愛犬の健康のことを考えるとやはり肥満は大敵です。あまり知られていないかもしれないですが、肥満は病気や間接痛の原因になるだけではなく、病気自体が原因となって肥満を引き起こす場合もあるのです。
獣医師に相談する
見た目の変化以外にも愛犬の運動量が減ったり、散歩を嫌うようになったりという傾向が見られるようになった場合には一度獣医師に相談してみることをお勧めします。一日に必要なカロリーを計算してもらい毎日の食事の目安にするのも良いでしょう。
肥満は免疫力を低下させると言われています。それは皮膚病や腫瘍の原因にもなりますので、愛犬に長生きしてもらうためにも、肥満の予防をはじめ健康管理には特に気を使ってあげてください。
コミュニケーションを多くとる
ブラッシングやマッサージ、爪切りといったボディケアは怠けず定期的にしてください。愛犬の体に触れてコミュニケーションを取ることで身体の異常などにも素早く気がつくことができます。
お散歩や遊びの時間も、愛犬との絆を深めるだけではなく、ストレスケアや運動不足の解消になります。さらに、日常的に愛犬の様子を知る、コミュニケーションを取る機会を作ることで、あらゆる問題の予防や早期発見に繋がるのです。
効果的なしつけトレーニングのコースは??
しつけ教室DOGLYで拾い食い・食事の問題を改善するのに一番適したトレーニングコースはこちらです。
30日間お預かりするホームステイなら、目的のトレーニングを長期間繰り返し行えるので習慣化しやすく効果的です。飼主さんが学ぶためのプランも組み込まれているので、お預かり後も安心です。
飼主さんが愛犬と一緒に参加するタイプのグループしつけ教室なら、飼主さんが学ぶ機会が多いのでしつけ方をしっかり学ぶことができます。愛犬と二人三脚で成長していくので、絆も深まります。