犬のストレスケア

犬もさまざまな場面でストレスを感じながら生活をしています。人間と違うのは、犬は溜まったストレスを上手く発散する方法が少ないことです。行動を制限されたなかで出来ることといったら限られてしまいますよね?問題行動もある意味では仕方のないことなのかもしれません。

犬のストレス解消にはお散歩が一番

犬のストレス解消にはお散歩が一番問題行動を引き起こす最大の原因が「ストレス」だと言われていますが、犬のストレス解消に最も効果的なのが「お散歩」です。忙しい飼主さんの場合だと毎日1時間から2時間程度のお散歩というのは難しいと思いますが、たっぷりと時間をかけてお散歩をして愛犬の運動不足を解消してあげると…驚くほどの効果を得られるかもしれません。有り余っていたエネルギーを発散して疲れた犬は、大人しくていい子になるものです。


あらゆるものに慣らすことでストレスを無くす

初めての経験というのは不安を感じてしまうものですが、犬も例外ではありません。特に子犬の時期には、見るもの全てが新鮮なので緊張や不安という感情も大きくなってしまうものです。

ストレス耐性を強くする

子犬の時期にはなるべく多くの「経験」を積ませて、環境や人、物、他の犬などに「慣らす」ことが大切です。そうすることで脳神経や運動神経に刺激を与え、心身の発達を促す他、ストレス耐性を強くします。社会性を強化することで、多くの問題行動を予防することができます。

慣らすこと・経験させること

ただ経験をさせるだけでは、下手したら恐怖を感じてトラウマになりかねません。経験をさせながら、ご褒美をあげるなどをしてその行為を「良いことだ」と愛犬に覚えさせて下さい。

環境に慣らす

環境に慣らすマット・ネット・アスファルト・芝などの素材に足を慣らすことで恐怖心や苦手意識をなくすことができます。また、環境に関係なくトイレの場所を認識できるよう、シートの感触を覚えさせたり、生活上のあらゆる物・刺激・環境に慣らすことで物応じしない、落ち着いた子に育ちます。この「慣らす」という行為は特に子犬の時期に高い効果を得られます。


他の犬や人に慣らす

他の犬や人に慣らす犬にも性格による相性があり、似たような性格の子と遊ばせることで、犬同士で遊ぶ時のマナーやルールなどを覚えていきます。この経験によって、初対面の犬同士でもきちんと挨拶をすることができ、すぐに仲良く遊べるようになります。また、人が犬に対してする行動が犬を不安にさせることもあるので、年齢・性別を問わず多くの人と触れ合う機会を与えてあげることが大切です。


ボディケアに慣らす

ボディケアに慣らす尻尾や足先など、犬には触られるのを嫌がる部位がいくつかあり、極端な子だと飼主さんにでも噛みついてしまう場合もあります。爪切りや歯磨き、ブラッシングなどは日常生活の中でも欠かすことのできない大切なボディケアなので、仰向け抱っこやボディタッチに対する苦手意識を持たせないよう、上手に慣らしていく必要があります。これは動物病院で診察を受ける際にも役立ちます。



効果的なしつけトレーニングのコースは??

しつけ教室DOGLYでストレスのケアをするのに一番適したトレーニングコースはこちらです。

ホームステイトレーニング

30日間お預かりするホームステイなら、目的のトレーニングを長期間繰り返し行えるので習慣化しやすく効果的です。飼主さんが学ぶためのプランも組み込まれているので、お預かり後も安心です。

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幼稚園

通園制の幼稚園なら、お散歩や遊びの時間がたっぷりあるので、運動不足の解消やストレスケアに高い効果が期待できます。性格や特徴を見極めてその子に合った時間の過ごし方ができます。

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