寒さ対策|犬のしつけ教室DOGLY
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寒さ対策
犬は比較的寒さに強い動物と思われていますが、犬種によっては非常に寒がりな子もいます。また、現代はエアコンなどで温度調節ができる分、昔よりも寒さに弱くなっています。犬を飼う上で飼い主さんに知っておいてほしい寒さ対策の知識をご紹介します。
寒さに弱い犬の種類
短毛種の犬(ミニチュア・ピンシャー、フレンチブルドッグ、ボストンテリアなど)
シングルコートの犬(ヨークシャー・テリア、マルチーズ、パピヨンなど)
南国出身の犬
小型犬
室内飼育の犬
子犬・老齢犬・痩せている犬・病気の犬
室内飼育の犬の寒さ対策
室外飼育の場合に比べて、部屋の中は温度も高く、冷たい風が入ってくることもありませんが、室内ならではの注意点があります。
暖房器具を設置する
●ストーブやホットカーペット
・やけど防止の為、暖房器具をサークルなどで囲んで犬が近づけないようにしてください。
・ホットカーペットの上や暖房器具の近くにクレートを置かないようにしてください。
※熱がこもり、熱中症になってしまう恐れがあります。
・感電する危険がありますので、電気コードなどをかじられないように注意しましょう。
●エアコン
・室温の設定温度は20℃~25℃にしましょう。
・部屋の中が乾燥するので、湿度を上げる対策も忘れずに行ってください。
※濡らしたバスタオルを数枚かけておくなどでOKです。空気の乾燥は呼吸器系の病気にかかりやすく、風邪などを引く場合があります。
ハウスを温かく快適にする
・ハウス内にフリースや毛布などを敷いてあげる。
・周りを段ボールで囲んだり、毛布をかけてあげてる、
四方が囲まれているクレートに毛布をかけてあげると最適です。
・犬用のペットヒーターなどを利用する
その際、必ず犬がヒーターの上以外の場所も選べるようにしてあげてください。
洋服を着せる
外出時やお散歩時などは洋服を着せてあげまょう。暖かい室内から急に外に出ると、急激な温度変化
になりますので気を付けてください。
あまり、暖房をつけすぎて常に暖かい状態だと被毛が冬毛に抜け変わらず逆に寒い思いをしてしまうので
ベッドの中にペット用ヒーターを入れてあげるなど、部分的に暖めてあげるのが良いと思います。
寒がりな子、体温調節が難しい子たちには室内でも洋服を着せてあげても良いでしょう。
室外飼育の犬の寒さ対策
外は当然室内よりも寒さにさらされます。
室外犬の場合は暖房器具は使えないため、色々と工夫をする必要があります。
○ハウスや犬舎の場所を移動する
まずは風通りの少ない場所、そして日のあたる場所へ
ハウスや犬舎を移動してあげてください。
○板や段ボールなどで隙間をふさぐ
○ハウスにフリースや毛布を敷く
○湯たんぽを入れる
コンセントの使用が難しい室外でも利用できるのが湯たんぽです。犬用の湯たんぽも
市販されていますが、ペットボトルにお湯を入れてタオルでくるめば簡易湯たんぽができます。
○玄関などの室内へ入れてあげる
雪の日やあまりにも寒い日、高齢犬などの場合は、朝晩の冷えこむ時間帯だけでも
室内に入れてあげることをお勧めします。
換毛期のブラッシング
犬種にもよりますが、犬には通常春と秋に毛がはえ換わる換毛期があります。この時期は特に念入りにブラッシングをして死毛を取り除いてあげることが大切です。