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CPDT-KA資格取得を目指す方のための特別クラス
CPDT特別クラスとは
プロのドッグトレーナー・インストラクターには確かな「知識」と「技術」が両方が必要です。CPDT-KAの認定試験は、このうちの「知識」の部分をしっかりと理解し身に着けているかどうかを測るためのものです。
2009年9月より、日本語でテストが受験できるようになり、日本国内でも受験者が大幅に増えました。
CPDT-KA資格認定試験の受験を考えている方への試験対策クラスですが、現在トレーニングの勉強中で行動学についての理解を深めたい方、一般の飼い主の方で行動学に興味をお持ちの方でもこのクラスを受講していただくことができます。
CPDT特別クラスの内容
60分×6項目
- 1.動物行動学①
- 2.動物行動学②
- 3.学習理論①
- 4.学習理論②
- 5.指導スキル
- 6.動物の管理・道具
CPDTクラスでは
1.CCPDT誕生の経緯
CPDTのテストプログラムは、世界でもっとも大きなドッグトレーナー組織であるAPDTにより企画制作されました。
APDTはドッグトレーナーという専門職の資格認定が必要であることを認識し、ペットドッグトレーナーは自己の専門知識と技術を推し量るための信用できる基準を必要とし、犬の飼い主はトレーナーを選ぶときの信用できるものさしを必要としていました。
そこで、約20名の全米で著名なドッグトレーニングの専門家と行動学者が、3年の研究調査の結果、記述式試験を開発しました。同時に、APDTは試験実施に関して、公平性を期すため資格試験運営機関Professional Testing Corporationを採用しました。
その後、独立した別組織CCPDTを創設し、資格認定と将来的な試験開発業務に当たることとしました。
2.ミッション
CCPDTはドッグトレーニングの職業の資格認定をすることで、家庭犬のドッグトレーニングにおけるプロの能力に一連の基準を設け維持することに努めます。この基準は人道的で最新の科学的知識に基づくものとします。
トレーニングの実践における能力は、有資格者の再テストにより奨励維持されます。
3.CPDT資格
CCPDTは、すべてのペットドッグトレーナーを対象に、検定試験によって定期的に資格認定を行います。
これは、個人を対象とし、特定の分野においてどの程度の実践的な知識を持っているかを確認するものです。
ペットドッグトレーニング資格証明書は、高く評価されており、基本的なペットドッグトレーニングの知識の公式な判断基準となります。
4.CPDT (Certified Pet Dog Trainer) 認定ペットドッグトレーナー
認定ペットドッグトレーナー試験合格者はCPDT (Certified Pet Dog Trainer)の称号を与えられ、自分の名前の後にCPDTという表示をすることが認められます。
5.CPDT試験
CCPDTは、2001年9月28日ニューヨーク州Ellenvilleで開催したのAPDT カンファレンスにおいて、第一回CPDT試験を実施しました。
それ以降、全米15ヶ所で1年に3回試験を実施しています。
全試験会場はニューヨークに拠点を置くProfessional Testing Corporationにより準備運営されます。
- 1)CPDT試験内容 最大250問の選択式記述試験 9:00-13:00 4時間
- ①指導スキル 32%
- ②動物の管理 6%
- ③動物行動学 20%
- ④学習理論 32%
- ⑤トレーニング道具 10%
2)受験資格
過去5年間で最低300時間のドッグトレーニングの経験がある。
そのうち225時間つまり75%は主任トレーナーまたはインストラクターとして実際の教授(クラス指導・個人指導)を行っている。
残りの75時間つまり25%は、シェルターでの仕事、クラスのアシスタント、動物病院スタッフ、グルーミング(シャンプー担当は不可)等のその他の関連業務に従事していてもよい。
6.CPDT資格更新
下記のいずれかの方法により3年ごとに更新ができます。
1)再度試験を受けて合格する
犬のしつけ教室DOGLYは初回カウンセリング・ご見学が無料です!お気軽にお問い合わせ下さい。
専門用語の解説
K9ゲーム
イヌが人と一緒に暮らすために必要な資質やマナーを飼い主もイヌも簡単に楽しく身につけられることを目的として考えられた9つのゲーム。イアン・ダンバー博士が考案し、年に一度本大会が行われるが、徒競走、椅子取りゲーム、ダンス、モッテコイ競走など、まさにイヌの運動会。
イアン・ダンバー博士
イギリス出身の獣医師、動物行動学博士、ドッグトレーナーであり、犬を褒めてしつける「ルアー・ごほうびトレーニング」で世界的に知られている。
優良家庭犬普及協会
日本でも欧米並みに、犬が社会の一員として認められるために、良識ある飼い主とお行儀の良い家庭犬を普及させるための活動を行っている団体。飼い主と犬のマナーを見るための認定試験として、「グッドシチズンテスト」を実施している。
GCT
グッドシチズンテスト。優良家庭犬普及協会が実施する認定試験。アメリカンケンネルクラブ(AKC)で行われている、Canine Good Citizen Test を 参考とし、テリー・ライアン氏(全米家庭犬しつけインストラクター協会 元会長)らにより、日本の生活習慣等に適合させたものに作り上げられている。JAHAのインストラクター養成講座のステップアップ条件のひとつに、GCT合格がある。
テリーライアン
「ほめてしつける」犬の飼い方を日本に広めた、家庭犬トレーニングの第一任者。約半世紀にわたり、犬のトレーナー及びインストラクターの仕事に関わり、経験を積み重ね、日本でも多くの著書を出している。JAHAのインストラクター養成コースの講師でもある。
JAHA
公益社団法人日本動物病院協会。人と動物との共生社会を実現するために、動物病院を核として地域への社会活動を推進している。アニマルセラピー、CAPP活動にも力を入れている一方、家庭犬のしつけ方講座も実施している。
JAHA家庭犬のしつけ方講座
ベーシックコース:
犬と飼い主である人間がともに幸せに暮らすために、必ず知っておきたいことを習得できる。犬の行動学や学習理論に関する知識を活かしたしつけ方を学べる。一般の飼い主さんにもおすすめの全4回の講義。
インストラクター養成コース:
犬を直接訓練するのではなく、飼い主にしつけやトレーニングを教える「家庭犬インストラクター」を育成する。ベーシックコース修了が受講条件。これからインストラクターを目指す人、またはインストラクターとしてのスキルを磨きたい人が対象。講義パートと実技パートに分かれており、全て受講したあとの認定試験に合格すると、JAHAの家庭犬しつけインストラクターの資格を取得できる。
JAHAインストラクター養成コース 実技1
JAHAインストラクター養成コースは講義パートが1~6まであり、実技パートは1~4まである。
実技1の参加条件には、講義4まで受講済みであることに加え、ハンドリング技術の条件の選択肢のひとつに「認定インストラクターの教室への参加経験があること」がある。
JKC
社団法人ジャパンケネルクラブ。農林水産省に認可の公益法人として1949年創立。純粋犬種の保護のため、血統書の発行や展覧会を行う一方、日頃の訓練の成果を披露する訓練競技会や訓練試験を実施。その他にも、アジリティやフライボールの競技会など愛犬とともに参加できる数多くのイベントを実施している。
家庭犬訓練試験
JKCが実施している訓練試験。試験のレベルはCDⅠ~Xまでの4段階。CDとはコンパニオン・ドッグの略で、家庭犬訓練試験のことを示す。屋外での試験となるため、外でも指示が聞けるように訓練することが必須。DOGLYで「上級クラス」や「オビディエンスクラス」まで終了したら、CDⅠ・Ⅱは目指したい。
CPDT-KA
国際資格。CCPDT認定プロフェッショナルドッグトレーナー。プロフェッショナルドッグトレーナーの世界基準で世界13カ国のドッグトレーナーがこの評価を得ている。資格取得のための認定試験は、犬のしつけ方においてどの程度の実践的な知識を持っているかを確認するもので250問の問題を4時間かけて回答する。
CDTA
特定非営利活動法人家庭犬しつけ協会。「正しいしつけの知識」を学び、豊かで幸せな人と犬との共生を実現するため、小・中学生向けの職業案内や一般市民向けの無料しつけ相談会などを行っている他、愛犬とのトレーニングの成果を試す「家庭犬トレーニング試験」を実施している。
家庭犬トレーニング試験
CDTAが実施しているハンドリング試験。レベル1~3まであり、屋内での試験であるため、屋外で行う他の試験に比べて挑戦しやすい。DOGLYのグループしつけ教室やスクールコースには、レッスンの内容にこの家庭犬トレーニング試験レベル1・2が含まれている。
OPDES
特定非営利活動法人犬の総合教育社会化推進機構。ミックス犬や血統書の有る無しに関わらず、日本の全ての犬が平等に教育を受けたり、ドッグスポーツを楽しむ権利があると主張し、全国で数多くのオビディエンステストやアジリティ競技会などを実施している。
アジリティ
一言でいえば、「犬の障害物競走」。ハンドラーと犬がチームになって、ジャッジによって作られたコースを決められた順序通りに障害物をクリアしながら走る。大会を行っている団体によってルールや障害が多少異なるが、犬の肩の高さによってジャンプの高さや制限時間が変わる。様々な難易度のコースがあるので、初心者から上級者まで幅広く楽しめる。
