2011年度K9ゲーム東日本地区大会でチーム総合１位優勝！|犬のしつけ教室DOGLY東京

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2011年度K9ゲーム東日本地区大会レポート

はじめに

team DOGLY 2011のリーダー新保です。
昨年、友人に誘われてＫ９ゲーム大会に個人的に出場しました。
前から個人的にも興味のある大会でしたし、この大会に出場することで、
インストラクターとして飼い主さんのニーズなどに応えられるようにしたいという思いがありました。
今年はそれが実現し、ＤＯＧＬＹでチームを結成して大会に出場することになりました。

愛犬とトレーニングを通じて何かしたい！という飼い主さんが集まり、スタッフの井ノ原もメンバーに加え、
新保がリーダーとして他７名の飼い主さんでチームの結成が決まったのが４月末のこと。
初回のメンバーの顔合わせ＆ミーティングはＧＷ明けに行いました。
そこから約２ヶ月間、それぞれ個人での練習と週１ペースのチーム練習会を経て、
７月１０日の東日本予選大会に出場しました！

Ｋ９ゲーム出場レポート（2011年度）

当日は大会のために前日から現地入りしていたメンバーの方がほとんどで、みなさんこの日のために気合十分！
さて、２ヶ月間の練習の成果を本番でどこまで発揮できたでしょうか・・・！？

【ミュージカルチェア】

練習では、音楽が止まったら素早くお座りさせるように、また、いろいろな誘惑や刺激を与えてもお座りキープできるようにトレーニングしました。今年から椅子を取りに行くときに「走ってよい」というルールに変更になったため、かなり白熱しました！

【ドギーダッシュ】

練習を始めた頃は、チーム内の他のワンちゃんが隣で走ると、飼い主さんのことを忘れてお友達を追いかけてしまう子もいましたが、本番までには飼い主さん一直線でみんな健気に走ってきてくれました！
team DOGLYのマスクちゃんが３位、ワッフルくんがなんと優勝！
優勝決定戦も僅差だったので、最初どちらが勝ったのか分からなかったのですが、MCの方がワッフルくんの勝利を伝えた瞬間、脱力して涙する飼い主さんを見て、チームのメンバーみんなもらい泣きしてしまいました。

【ワンワンリレー】

１チーム９頭の中から５頭も出場しなければならないこのゲーム。
チーム結成したときに指示で確実に吠えられるのは、アクアちゃんたった１頭しかいなかったのに、みんな練習して
指示で吠えられるようになりました。誰かが吠えられなかったときのために、チーム内みんなで密かに練習したので、最終的には９頭中７頭「吠えろ」が出来るようになりました！
結果は３位入賞でしたが、もう少しタイムを縮めることが出来たかなとも思います。

【トイレトリーブ】

全く何も出来ずにゼロからのスタートをしたフランくんと、物を咥えるのが普段から大好きなマスクちゃんが出場しました。結果はマスクちゃんを含む３頭が同じ成績で１位をとりました！
フランくんは本番でおもちゃを持ってくることは出来ませんでしたが、２ヶ月間の練習で本番と同じルールできちんとたくさんのおもちゃを持ってこれるようになったんですよ！飼い主さんの頑張りは、チームのメンバーがみんな知っています。とっても頑張りました！

【ジョーパップリレー】

出場犬はくーちゃんですが、くーちゃんをハンドリングするメンバーは全部で４名。
飼い主さん以外の人もハンドリングをします。どんなお題が出るのかは当日の朝にならないと分からないので、
どんなお題が出てもいいようにいろいろなことが出来るように飼い主さんが２ヶ月間毎日欠かさずに朝の練習をしていました。が、当日出されたお題の中に、くーちゃんがやったことのないものが・・・。それは「両手でハイタッチ」。
くーちゃん、片手でのハイタッチはもともと出来ていたのですが、まさか「両手で」と指定があるとは思いませんでした。
しかしそこはトレーナーの腕の見せ所！！当日は新保がそのお題を担当して見事お題クリアしました！
４人のハンドラーともに素晴らしいハンドリングだったため、この競技でもなんと優勝しました！！
チームで力を合わせる競技だけに、とっても嬉しかったです！

【ディスタンスキャッチ】

もともとおもちゃが大好きでキャッチも得意なころねちゃんと、おもちゃは好きだけどキャッチは出来ないワッフルくんが出場しました。この競技は犬のキャッチの能力も大切ですが、どちらかというとハンドラーのおもちゃを投げるコントロールが重要な競技。ワッフルくんの飼い主さんは毎日の練習で、廊下でスローインの練習をひとり黙々として、ワッフルくんに冷ややかな目で見られていたそうです（笑）２頭とも頑張ってくれて、本番できちんとキャッチすることが出来ました！スタッフの井ノ原も２ヶ月間ころねちゃんとの練習を頑張り、本番では見事これまでの練習の記録を更新した結果を残しました！！

【テイクアンドドロップ】

去年マックスが出場した種目です。マックスところねちゃんが出場。マックスは今年は去年とは違う方法で教えてぜひリベンジしたいと考えていました。しかし、なかなか本番までの期間には間に合わず、競技時間の１分間集中力を持続できるレベルになかったので、最初の１５秒くらいでそこそこの距離まで近付けたため、そこでマークして終わりにしました。この競技はチームの他に誰も挑戦できる人がいなかったため、ころねちゃんに無理言って出てもらいましたが、やっぱりおもちゃが大好きなころねちゃんは、おもちゃを咥えてハムハムすることに夢中！（笑）でも運良く口から落としたときに、井ノ原がすかさずマークしたので、記録を作ることができました。

【リコールリレー】

４頭でおいでのリレーをしますが、これはチームの中からホルダー（犬がスタートするするときに抑えている人）を出すので、４頭の飼い主さんとホルダー役の仕事も重要になってきます。ジャッジをよくみて犬をスタートさせること、最後の４頭目のおいでが終わったあとに、４頭全員でそろって素早くフセをさせることをポイントに練習したため、本番も落ち着いて出来たと思います。結果、３位入賞でした！

【イヌとワルツ】

Ｋ９ゲーム大会の名物（？）でもあるドッグダンス。去年は助っ人として参加しただけで、ダンスの曲や内容などもリーダーが決めてくれてそれに従うだけだったので楽でしたが、今年は自分がリーダーとして音楽から全体の振り付けまで考えなければなりませんでした。

人のダンスも犬のダンスもほとんど知識も技術もない私だったので、本格的なダンスを考えることは初めから出来ないと思っていましたが、今年は小道具に「傘」を使いたいというインスピレーションだけが閃きました！
高い技術を取り入れたダンスを披露するチーム、ストーリー性やアイデア満載のダンスを披露するチームとどのチームも決勝大会のように素晴らしかったですが、うちのチームは素人なりに「傘」という小道具を使ったおかげで、他のチームよりも目をひくことが出来たのではないかと思います。

アンディくんは、チーム結成当時は、傘にものすごく怖がってしまう子で、傘を開いたら飛び退いていましたが、
本番までには見事克服して堂々と踊れるようになりました！

ちなみに、ダンスの曲はメンバーから募集して、ＡＫＢの「ヘビーローテーション」にしました！
２曲使ったのですが、もうひとつ合わせたのは、矢島美容室の「ニホンノミカタ」（笑）
難しいことは良く分からないので、自分達が好きな曲、踊りたい曲にするのが一番だと思いました。

９頭中８頭がダンスに参加しましたが、２ヶ月間でみんなで動きを合わせるのはとても大変でした。
ダンスが一番最後なので、初出場のteam DOGLYのメンバーは集中力が落ちている子が多く、
ちょっとグダグダになってしまいましたが、それでも笑顔で踊れました！

team ＤＯＧＬＹ受賞者一覧

【ドギーダッシュ（徒競走＆お座り）】

１位：ワッフルくん（トイ・プードル）

３位：マスクちゃん（ブリタニー・スパニエル）

【ジョーパップリレー（基礎応用総合）】

１位：くーちゃん（キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル）

【トイレトリーブ（持ってきて）】

１位：マスクちゃん（ブリタニー・スパニエル）

【ワンワンリレー（吠えさせる）】

３位
フランくん（ミニチュア・ダックス）
くーちゃん（キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル）
アクアちゃん（ジャックラッセル・テリア）
アンディくん（トイ･プードル）
ワッフルくん（トイ・プードル）

【リコールリレー（オイデ＆お座り＆伏せ）】

３位
ルナちゃん（ミニチュア・ダックス）
アクアちゃん（ジャックラッセル・テリア）
アンディくん（トイ･プードル）
マスクちゃん（ブリタニー・スパニエル）

【個人総合】

２位：マスクちゃん（ブリタニー・スパニエル）

【チーム総合優勝】

　team ＤＯＧＬＹ

大会を振り返って

今回ＤＯＧＬＹで初めてチームを結成して臨んだＫ９ゲームの予選大会。
結果はチーム総合で１位を獲ることが出来ました！満足のいく結果が出せた方も練習の成果が出せなかった方もいますが、メンバーの誰一人欠けても、この結果を得ることはできませんでした。
練習を通じて、愛犬とのトレーニングに真剣に向き合って取り組む素晴らしい飼い主さん、それに応えてくれる愛しいワンコの姿を見て、改めてインストラクターをしていて良かったと心から感動しました。

またこのメンバーで素晴らしい経験が出来ることを信じています。